本の紹介 『日常の小さなイライラから解放される「箱」の法則』
なんだかイライラする。
上司がわかってくれない。部下がわかってくれない。
家族がわかってくれない。友達がわかってくれない。
今回は、『日常の小さなイライラから解放される「箱」の法則』を紹介します。
先日紹介した、『自分の小さな「箱」から脱出する方法』の続編です。
前作はアメリカ人が主人公でしたが、今作は日本人が主人公です。その分、登場人物の人間関係がわかりやすくなっています。(私だけ?)
主人公のビジネスマンのリョウは、ミスを繰り返す部下に悩まされ、その日もカフェで部下に大声で注意していました。そこに岡山というコンサルタントが声をかけることから話が始まります。
リョウは、自分の「箱」に入ってしまっています。岡山は自分の過去の経験を交えながら、リョウにどう考えるべきか(=「箱」を脱出する方法)を教えます。
リョウには妊娠中の妻ユキがいますが、ユキとも最近はうまくいっておらず、ケンカが絶えない。岡山のおかげで部下との関係が好転し、ユキとの関係の改善を試みようとしますが、その時、ユキに思いもよらぬトラブルが・・・。
リョウが「箱」に入ってしまったのは、父親との深い確執も要因となっていて、できればそこには触れたくないとのリョウの思いもあるのですが・・・。
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この本は2014年6月に発行されています。
前作よりも平易に書かれていて、文字もやや大きく読みやすい作品です。
「箱」について、しっかりと知りたいならば前作の『自分の小さな「箱」から脱出する方法』を。ざっと知りたいなら今作の『日常の小さなイライラから解放される「箱」の法則』がオススメです。