本の紹介 『自分の小さな「箱」から脱出する方法』
「自分はこんなに頑張っているのに、なぜ、あの人はちゃんとしてくれないんだろう」と思うことはありませんか?
実は、これ、”すべて”あなたに原因があります。
今回は、人に勧めてもらって読んだ本を紹介します。
『自分の小さな「箱」から脱出する方法』です。
最近、ちょっと流行っていますね。
2006年11月に出版されましたが、ラグビーの五郎丸選手が紹介したことで、改めて注目されている本です。
この本は、少し前に読書会に参加した時に、次のように熱を持って勧めてもらいました。
-「箱」に入ってしまうことはすごく危険
-人との接し方を改めるようになった
-今までの自分と生まれ変われた
人に熱く進めてもらうと自分も読みたくなるもので(→参照:本を紹介してもらって、本好きになる)、やっと時間をとって読めました。
この本で出てくる「箱」とは、自分の考えにとらわれてしまっている『自己欺瞞』の状態を指しています。
冒頭で挙げた、「自分はこんなに頑張っているのに、なぜ、あの人はちゃんとしてくれないんだろう」という考えは、自分が「箱」に入ってしまっている時に起こります。
人が「箱」に入ってしまうと、本来の目的を忘れて間違った行動をしてしまい、周囲の人とトラブルが起こってしまい、さらに「箱」に閉じこもる・・・という悪循環に入ってしまいます。
また「箱」に入ってしまったときは、
ー相手を変えようとすること
-相手とコミュニケーションをとろうとすること
-自分の行動を変えようとすること
などの行動が無駄になります。
では、どうすればいいのか?
それは、「自分が「箱」に入ってしまっているんじゃないか?」と気づくことから始まります。
ーーーーーーーーーー
この本は、主人公の男性が会社のこと、妻のことに問題を抱えていることに気づかされ、上司との会話を交えながら解決していく物語です。(こんな良い上司がいる会社はうらやましい・・・。)
組織、家族の人間関係で悩んでいる方は必読です。きっと心が軽くなりますよ。