「日本語は恵まれている」 -マレー人から聞いた話
10年以上前の話になりますが、仲の良いマレー人の方と話をし、「日本語はずるい。日本語は恵まれている」と言われたことがあります。
何のことかと聞けば、「本のことだ」と言うです。
マレーシアでは、マレー語の他に英語と中国語が広く使われていて、専門書は英語で書かれているものが圧倒的に多く、母国語であるマレー語の専門書は少ないそうです。
そんな彼が日本に来て本屋に行ったときに、「これ全部、日本語で書かれているの?日本人は母国語でこんなにたくさんの本を読めてうらやましい!!」とのことでした。(彼はプログラマーで、プログラムに関する本の多さにビックリしていました。)
日本語の本がたくさん出版されていることに感謝しつつ、せっかくの本が読める環境をちゃんと活かさなきゃなと思った出来事でした。