母から教えられた本を大切にする心
うちの家にあった絵本の写真です。
発行日は『1977年10月1日』となっています。
39年物の絵本です。
元々は、私の母親が私に買ってくれた絵本です。
この写真は、私が幼い頃に大好きだった『わたしのワンピース』という絵本です。
「ミシン カタカタ ミシン カタカタ」というフレーズが特にお気に入りでした。
さすがに表紙は汚れてきていますが、まだまだ使えます。
私が読んで、弟が読んで、娘が読んで、息子が読んでいます。
このような40年物、50年物の絵本が、あと30冊ぐらいはうちに残っています。
私の母は、本を大切にするように教えてくれました。
破ったり折ったりは、できるだけしないように。
本は足で踏まないように。など・・・。
私も子供たちに同じように伝えています。
ちょっと裏話もありまして、
「絵本をいっぱい読んであげたい」と思った母は私の6か月の月誕生日に30冊もの絵本をまとめてプレゼントしてくれましたが、周りからは「まだ赤ちゃんなのに!」と否定的な目を向けられたそうです。
意地になった母は、毎日毎日、私に絵本を読み聞かせてくれました。
それがきっかけで、本を大切にするようになったのも悪くは無いですよね。
そんな母を応援してくれたのは、私の父方の祖父でした。
祖父は、私の初めての誕生日に『国語辞典』を買ってくれました。
1歳の子に『国語辞典』って・・・。
その国語辞典は、私が中学生になってからボロボロになるまで使わせてもらいました。
お母さん、おじいちゃん、ありがとう。