本の紹介 『チーズはどこへ消えた?』 その①
あなたは今、非常に満足した環境にいます。
しかし、ある日突然、その環境が無くなってしまいました。
あなたはどうしますか?
A.すぐに新たな良い環境を探す
B.良い環境が戻ってくるのを信じて待つ
今回は『チーズはどこへ消えた?』を紹介します。
2000年11月に発行された、100ページ足らずの読みやすい本です。
しかし、奥が深い。絵本を読むような軽快な物語でありながら、すごく考えさせられます。
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通路と部屋からなる迷路の中で、ネズミ2匹と小人2人がいます。
迷路には、たまにおいしいチーズがあります。
2匹と2人は、たくさんチーズ置いてある部屋を運よく見つけることができました。
毎日、ここに来れば余るほどのチーズが手に入ります。
2匹と2人は、非常に満足していました。
しかしある日、そのチーズが全部なくなります。
2匹のネズミは、すぐに別の場所のチーズを探しに行きました。
2人の小人は、なぜチーズがなくなったのかを考え、再びチーズが戻ってくることを期待してそこに居続けました。
しばらくたった後に、小人のうち1人は、チーズが戻ってこないことを悟り、新たなチーズを探しに出かけました。
迷路に入ることは恐ろしいことでしたが、日が経つうちに楽しめるようになりました。
そしてついに、前よりももっと大きなチーズがある部屋にたどり着きました。
2匹のネズミも既にそこに居ます。
勇気を出してチーズを探しに出て良かった。。。
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シーンは変わって、上記の話を同窓会であった仲間が話し合います。
その会話の中では、自分の人生(仕事、家族など)を迷路とチーズにあてはめ、自分はネズミなのか小人なのか、どうあるべきなのかの意見を述べ合っています。
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『チーズはどこへ消えた?』は、気軽に読めて、深い本です。
”身の回りの変化への対応力”に興味がある方には、特にオススメです。
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