3分の2の人が読書量を増やしたい
前回、約半数の人が1冊も本を読まないと紹介しましたが、
このままで良いのでしょうか?
前回と同じく、文化庁から公表されている「国語に関する世論調査」の
平成25年度(2013年度)版に読書に関する調査結果から、
他のデータを見てみましょう。
「自分の読書量を増やしたいと思うか」との問いに対して、
「そう思う」、「ややそう思う」と答えた割合が 66.3% と、
「そうは思わない」、「余りそうは思わない」の割合 33.2% の
約2倍でした。
やはり、読書量を増やしたいという人は多いんですね。
では、読書をすることの良いところは何でしょう?
これも、同調査報告から引用しますと、
・新しい知識や情報を得られること
・感性が豊かになること
・豊かな言葉や表現を学べること
・想像力や空想力を養うこと
・感動を味わえること
・楽しく時間を過ごせること
・内容を把握する力が付くこと
・他の人と話題の共有ができること
の順で多くの回答を得られています。
どれも、素晴らしいメリットですね。
これらの中から、あなたの気持ちに合うものがありましたか?
どんな理由でも良いので、まずは本を1冊、読んでみましょう。
ちなみに、同調査報告から月に1冊でも読む人は、より読書量
を増やしたいと思うようです。
1度始めてしまうと、あとは加速がつくみたいです。